フレアナットレンチとは？

ブレーキやクラッチ系に使われているフレアナット。これを傷つけずに、脱着出来るのが、フレアナットレンチです。頭部先端が開いており、配管の途中にあるナットを回すことが出来ます。 このスリットでスパナレンチよりもトルクが加えることが出来、安全に回すことが出来る工具なのです。このフレアナットレンチは、ブレーキチューブレンチ、ユニオンレンチ、または先割れメガネなど 色々な名称で呼ばれておりますが、これら全てがこのフレアナットレンチを指しております。　

フレアナットレンチの種類

フレアナットレンチは、各メーカーによって沢山の種類があり、駆動部と柄がストレートタイプ、駆動部が１２角タイプと６角タイプ、片側スパナで、片側が６角タイプ、立上り角度が１５度オフセットタイプなどがあります。 どのメーカーでもフレアナットレンチは通常のレンチよりも肉厚に出来ております。その理由は、通常のメガネレンチと違い、スリットが入っている分、レンチの強度を上げる為、レンチ自体の肉を厚めに作る必要がございます。 （※ヨーロッパーのメーカーでは、レンチ自体の肉厚を薄くする代わりにレンチの高さを高くすることで強度を確保しているレンチもございます。）

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